怒りを呑み込む

執着心を手放せ、思い込みに囚われるな。

 

そう、言い聞かせていきたい。

 

誰かに笑われても、笑われているような気がしても、結局は、己が未熟なせいだ。

 

笑う奴は放っとけ。相手にするだけ時間の無駄だ。

 

そうわかっていても、いざ笑い声が聞こえてくると、警戒してむき身のまま傷を負ってしまう。痛みに震えてしまう。

 

それを何度も繰り返すのは、愚かなり。かわいそうだと思うだけ思って、「あなたはいい人ですね」と言われたいだけの自己満クズ野郎どもは無視しろ。

 

傷は傷のままでいい。癒せないと焦り、無理して傷口を広げるのもナンセンスだ。

 

癒せない傷があったっていいじゃないか。君の心は、そこまで弱くない。

 

今は痛みに身をよじっていても、時が経てば、また笑顔になれる。そういう風にできている。

 

楽観的に考えていけばいい。明日も苦しむのかな?とか、明日も傷つくのかな?とかは考えなくていい。未知の領域を傷だらけになりながら探検していけばいいのさ。

 

君は勇敢な戦士だ。そこにまず誇りを持とう。自尊心を健全な状態で育んでいけばいい。

 

他人の嘲りを真に受けたり、痛みにまで責任を感じる必要はないんだ。

 

明日を信じよう。いつか、この地獄からも解放される。そう信じよう。

 

明日も、生きよう。