甘酸っぱい青春の味

今日は、ストレスがかかることや反省することもあったけど、なんだかんだで今日ものらりくらり危険を避けて生き延びてしまった。

 

明日は祝日。ゆっくり出来るといいな。

 

思い返せば、俺の人生は常に崖っぷちだ。

 

街をふらつけば、全てが敵に見えて怖くなったり、誰かの視線がストレスになってしまったり、思春期のガキ共が苦手だったり。

 

それは、俺の人生に傷跡を残すわけではないけど、小さな痛みは溜めていくとやがて大きな傷みとなってしまう。俺を俺とたらしめるものが、徐々に徐々に腐ちて崩れていく様をマジマジと見せつけられているような感覚に近い。

 

怖い。

 

自分が傷つくのも、その傷を見るのも。

 

誰かを傷つけたことによる痛みも、本当に怖い。

 

怖いとか、逃げたいとか、言っているだけでは成長は出来ない。

 

乗り越えなくてはいけない。一つ残らず全て心のゴミは掃除しなくては。

 

なんとか不出来な自分のまま、生き延びたいと安易な考えがまかり通ってくれればいいと願っていたけど、世の中そう甘くはないらしい。

 

友達からの情報によれば、東京の1日あたりの自殺者の平均は6人らしい。

 

俺も無理が祟れば、そのうちの1人になるかもしれない。

 

まだ醜くても這いつくばってでも生きていたい、という執念の執着だけで生きてるけど、もう何度ダメだって諦めかけたか分からない。

 

ダメになりそうなとき、それが一番大事。

 

そんな言葉があったことを思い出す。

 

本当に理想はそうだよなあと。

 

心が挫けそうなときほど、踏ん張らないと倒れてしまう。

 

そんなもったいない事はしたくない。

 

明日のために、今日を耐える。

 

そんな毎日だけど、いつかはこの小さな一歩が、やがて天国へと続く道を渡る大きな一歩となるであろうことを夢見ている。

 

そんな日がいつかくればいいなって。

 

今は遅れてきた青春の切なさや泥臭さを味わいながら、転がっている感じだ。

 

感情論だけでは動かない、人の波も努力と根性という所謂平凡な思考回路で道を切り拓いていきたい。

 

過去の自分は汚れを知らない純粋な子供だったような気がするが、どこでどう間違えたのか、こんな醜く腐ったクズ野郎になってしまった。

 

悲しくはない、と言えば嘘になるが、そんな運命知る良しもなかったんだから、しょうがない。

 

未来は予知出来ないし、衝動的に苦痛を伴う未来が襲ってきたとしても、俺の鈍感さでは対応しきれないだろう。

 

変わらない、ありのままで生きる。それが正しいとずっと思ってきたし、今でもそれが人間としては楽だし、自分に嘘をつかない分潔いとすら思う。

 

でも、俺は、変わらなかった先の未来が怖い。

 

正直、もう死ぬしかない。

 

沢山の人を傷つけて、不愉快にして、悩ませてきた。

 

昔は幻聴に死ぬしかない、と言われても何を寝ぼけたこと言ってんだって思ってた。

 

でも、今になってみれば、それが正しかったのかもしれない。

 

だって、俺は生きててもいいという確かな安心も無ければ、愛情も能力も何も持ち合わせていない不安定な欠陥品だ。

 

そんな奴が愛されるわけがない。きっと愛してくれる人が現れても、信用出来ない。

 

それが、目に見えてわかるから、辛すぎて悲しすぎてやりきれない。

 

もう、俺には未来なんてないんじゃないか?とさえ思う。

 

輝かしい未来、幸せな未来なんて夢物語で、現実は病魔に苦しめられ、人も信じることが出来ず、ただただ醜く苦しみながら不平不満を垂れ流すだけ。

 

そんな奴、俺だって愛したくない。

 

そう、俺は理想の自分じゃない自分を愛することが出来ないんだ。

 

こんな思春期みたいな悩みなんて、今更どうにかなるわけでもないだろうけど。

 

本当に、何でこんなしょーもないことで毎日悩んでるのかわからないけど。

 

俺には考えることしか出来ない。

 

自分の頭の中で安全地帯を作り、なんとか現実を生き延びようと必死になって考えてる。でも、得られるのは、確かな無力さと惨めで屈辱的な敗北感だけ。

 

なんて無意味で無価値なものばかり手に入れてしまうんだろう?

 

敗北に意味があるなら、それが生まれ変わるチャンスになるのなら、俺はみすみすそのチャンスを棒に振っていることになる。

 

やはり、冷静に分析してみても、俺は馬鹿だ。

 

無知で無力で無思慮な馬鹿。

 

笑われて当然だ。

 

悔しいという感情さえ無くなりそう。

 

もう、罵詈雑言の嵐でも逆にやってけそうな気がしてくる。

 

統合失調症になってから、褒められることがほとんどない。

 

赤の他人は俺の世話をしてくれるほどの余裕がないってことなのか。

 

わからないけど、自分さえ愛せない自分を他人が愛してくれるわけがない。

 

変わらなくちゃ、終わりにしなくちゃ。

 

走り出さなきゃ。

 

この使えない脳みそと、臆病な心を連れて。

 

行けるとこまで行ってみよう。

 

きっとどこかに探し求めてた答えがあるはず。

 

そう信じ続けなければ生きていけない。

 

頑張ろうぜ。

 

なあ、相棒。