「無駄」の中にある価値

皆さん、おはようございます!

 

ここ最近猛暑が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?ゲリラ雷雨などもあり、急に天気が悪くなることが多く、色々と参ってしまう方も多いと思います。熱中症などに気をつけて、なるべく涼しい場所で過ごすよう心がけていただければと思います。

 

尚平です。

 

今日は「無駄」について話そうかと思います。無駄な事って何か?と問われたら、人それぞれの価値観から様々な無駄な事が導きだされると思います。

 

ぶっちゃけ、人生なんて無駄な事の連続です。人間の命そのものがそもそも無駄だ!って言う価値観もあるでしょう。この社会で生きていく為には、無駄な事をなるべく切り捨てて、節約して生きる事が必要になってきます。よっぽど裕福な人間でもない限り、お金を何も考えず湯水のように使うなんて事は出来ません。生活保護とか年金受給者は尚更お金に対して慎重にならざるを得ません。

 

もちろん、生きていくために必ずしなければならない事なら、誰もがお金を節約して切り詰めて生活していく事でしょう。しかし、人間は甘ったれた生き物なので、ついつい自分に甘くなってしまったり、無駄に散財してそんな愚かな自分を悔やんだりします。僕もその一人です。浪費癖が治らず、なかなか貯金が出来ません。無駄なものは買ってるつもりはないのですが、、、言い訳でしかないですね。

 

無駄ってなんなんでしょうね?ニヒリストみたいな虚無主義者になってしまえば、世の中にあるもの全てを無駄だと決めつけて否定することで優越感に浸る事も出来るかもしれない。でも、それは悲しい考えだと僕は思います。

 

確かに世の中に価値あるものとは?と誰かに問われたとしても、僕は上手く答えられないでしょう。愛、自由、希望、夢、そういったものに価値を見いだせる程純粋ではありません。ですが、そういった綺麗事を否定しても、得られるものは何もありません。余計その理想から遠ざかり、自分を惨めな人間にさせるだけです。

 

もっと人間には可能性というものがあると思います。肉体は年老いても、魂は老ける事はありません。皆心の本質は少年少女だと思います。大人になったような大人たちも、多かれ少なかれ子どものような一面を隠し持っていると思います。その無垢な心を美しいと思えるなら、まだこの世知辛い世の中でも腐らず生きていけると思います。

 

ニヒリストは、正直ウザいです。物事を否定ばっかして何が楽しいんだか?と思います。

 

とまあ、そんなことは置いといて。

 

何かに対してこれは無駄、あれは無価値と思うのは、その人が今まで生きてきた人生の中で通用しなかった価値観をその人自身が諦めてきた事だからだと思います。結局、夢に敗れた旅人なんでしょう。僕も夢見て傷ついてばかりで、何者にもなれません。

 

それでも、生きていくしかないのが人生です。失恋、失業、失敗だらけの人生でも命を投げ出すのは、もったいない。もちろん、僕もこの考えに至るまで紆余曲折あったので自殺願望を持っている人を一概に否定するつもりはありません。ですが、今の若い人で(僕も29歳の若造ですが)死のうか生きようか迷っている人が居るなら、迷わず生きる事をおすすめします。世の中、死にたくなるくらい辛い事はあるけれど、なんだかんだ助けてくれる人はいます。社会の制度、福祉に頼るのもありですし、XなどのSNSで人と繋がれたり、居場所的な役割を担ってくれる場所はあります。それに、ぶっちゃけその気になれば、死のうと思えばいつでも死ねます。人生を終わらせるのは、全ての希望が消えた時だけで良いと思います。

 

美味しいものを食べるとか、飲むとか、タバコ吸うとか酒飲むとか異性と付き合うとか楽しい音楽を聴くとかアニメ観るとか美しい景色を見るとか楽しそうな人の笑顔を眺めるとかそんな些細な喜びで構いません。小さな幸せを見つけていけばいいと僕は思います。

 

やはり、死ぬのは怖いですよ。どんだけ自分に価値がないとか、自分は害悪だと考えていても、他人はそこまであなたを見ていません。気にし過ぎです。もちろん、あなたにとっては重大な悩みかもしれませんが、他人はあなたではないので100%理解してくれる事もありません。人間なんてそんなもんですよ。少数派や弱者の考えなんて無視されるのが当たり前、いちいち強者が弱者の価値観に寄り添ってくれる訳がありません。伝え方が間違っている可能性もありますが、少なくとも僕の考えや意見をまともに聞いてくれる大人は居ませんでした。

 

価値観の押し付けになってしまって申し訳ありませんが、そういった考えもあるよ!と言う事を伝えたかっただけなので、参考にするもしないもあなた次第です。時間の無駄でしたらごめんなさい。

 

長くなりましたが、今回もこの辺でお開きにしましょうか

 

では、さようなら〜

 

追記

the pillowsの「ハッピー・バースデー」と言う曲です。11年前、僕が地獄を見ていた頃に聴いていた曲です。さわおさんはシャイな方なので、あまりここまでリスナーの立場に立って寄り添ってくれるような曲を書くのは珍しいのですが、この曲はまるで自分の事を歌われているのでは!?と思うくらい衝撃があったのを覚えています。「残り時間を吹き飛ばしたい衝動 それは間違いさ きっと間違いさ」や「続きが見たいな もう少し見たいな」など迷いながら生きる儚さを表現されていて、本当に聴くたびに目頭が熱くなる思いです。良かったら聴いてみてください。

 

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